シニアのデジタル活動支援

シニアのデジタル活動を支援しています。

シニア情報生活アドバイザーマガジン  (第78号−2011年1月27日)


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   シニア情報生活アドバイザーマガジン  (第78号−2011年1月27日)

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  ■        □      発行:財団法人ニューメディア開発協会 
  □■□■□■□■□■         シニア情報生活アドバイザー事務局

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■<目次>■
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[トピックス]

 ●「シニアネットフォーラム21in東京 2011」申込み期限が間近

 ●「シニア情報生活アドバイザー養成推進事業」(補助事業)の申請について

 ●平成23年度のアドバイザーの登録更新講座について

[アドバイザーの活動紹介]

 ●子どもたちをネット危機から守る支援活動

  − NPO湖南ネットしが 斎藤富士夫 −

[お薦めのソフトウェア]

 ●「メモ帳」を使ってホームページ制作

  − 秋山 幸彦(北海道) −

[参考情報・資料]

 ●シニア情報生活アドバイザー向け「Office 2010講座」が紹介

 ●Microsoftの無料セキュリティソフトがV2にアップデート

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 ★デジブックアドバイザー活動事例★「シニアネット東京」香川 宮子 様の場合

 こんにちは。(株)DigiBookの富田 香織(とみた かおり)です。
 
 このコーナーでは、シニア情報生活アドバイザーとして『みんなのデジブック
場』を活用している方をデジブックアドバイザーと認定し、ご紹介してまいります。

 今回ご紹介するのは、講師歴8年の香川様です。シニア向けPC教室
「向陽PCサロン」を'03に開校し、現在企画・運営を務めています。デジブック
講座として企画後、なんと準備期間1ヶ月足らずで「デジブック講座」を開催して
しまったのです。

 デジブックの良さは「シニアも抵抗なく使え簡単に作って発表できる事。」
と香川様。講座を受けた後も生徒さん達は次々と作品を発表して楽しんでいます。
そして2月、3月の「デジブック講座」の申込みは既に埋まっている状況だそうです。

 ↓向陽PCサロン受講生の作品一覧「デジブックギャラリー」をご覧ください。

  http://www.digibook.com/rd/senior_net/?action=user01

 ぜひ、香川様のようにデジブックアドバイザーとなりデジカメ写真活用として
デジブック講座」を開催してみてはいかがでしょうか?
 
 デジブックアドバイザーについての詳細確認、ご不明な点等がございましたら
下記「デジブックセミナー係」までご連絡ください。

デジブックセミナー係 digibook.seminar@gmail.com 


 株式会社DigiBookは「シニアネットフォーラム21 in 東京 2011」の
協力会社です。今後の活動にお役立ちできる内容をご用意しております。
是非、シニアネット交流広場「デジブック」コーナーにお立ち寄りください。


            (株)DigiBook テクニカルコンサルタント 富田香織

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■トピックス■
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 ●「シニアネットフォーラム21in東京 2011」申込み期限が間近

 先月号にてもお知らせいたしましたが、「シニアネットフォーラム21in東京
2011」を平成23年2月17日(木)〜18日(金)の日程にて東京(新宿区
日本青年館)で開催いたします。

 参加お申し込みの締め切りは2月4日(金)となっておりますのでお早めに、お
申し込みいただくよう御願い申し上げます。

 下記にフォーラムの開催概要と参加申し込みの案内をいたしております。

 シニア―情報生活アドバイザーの方々にとっても魅力的なプログラムを準備いた
しております。

 多くの方々の御参加及び展示コーナーへの出展の御申し込みをお待ちします。

 詳しくは、下記サイトをご覧になって下さい。

 http://npo-idn.com/snf21-2011tokyo/annai/

 ●シニア情報生活アドバイザー養成推進事業」(補助事業)の申請について

 すでに当協会ホームページではお知らせ済みですが今年度の「シニア情報生活ア
ドバイザー養成推進事業」(補助事業)を助成するJKA殿補助金がほとんど満杯
となりました。

 つきましては、これから申請書を出される方は必ず事前に事務局まで御相談いた
だくお願い申します。

 講座を開始されてからの申請はトラブルの原因となりますので、厳守とさせてい
ただきます。予算なくなり次第今年度は終了とさせていただきます。

 ●平成23年度のアドバイザーの登録更新講座について

 平成23年度のシニア情報生活アドバイザーの登録更新講座につきましては、新
テキストの校正が終わり次第、ご案内申し上げますのでしばらくお待ち下さい。

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■アドバイザーの活動紹介■
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 ●子どもたちをネット危機から守る支援活動

                    NPO湖南ネットしが 斎藤富士夫

 e-ネットキャラバンは「子どもをネット社会の被害者にも加害者にもしないため
に」を目的に実施されている全国プログラムです。総務省文部科学省の支援で実
施されていて、事務局は、財団法人マルチメディア振興センターに置かれています。

 e-ネットキャラバンは、企業の社会貢献として各企業の社員がボランティアが講
師となり全国の学校や青少年育成に関係する各種団体へ出向いて「e-ネット安心講
座」を行っています。

 2009年8月には、NPO法人イー・エルダーが、企業の社員ボランティア講師では
なく、各シニアネットで活動するシニア情報生活アドバイザーなどをこの事業の講
師派遣をする事務局となり、e-ネットキャラバン専任講師養成を実施し、私を含め
41名のe-ネットキャラバン」専任講師が誕生しました。

 現在は、企業ボランティアとe-ネットキャラバン専任講師が、全国で「e-ネット
安心講座」を行っています。

 平成22年度は413回(平成22年12月31日現在)の「e-ネット安心講座」が全国で行
われています。

 私が最初の「e-ネット安心講座」を担当したのは、地元滋賀県の私立中学校の保
護者と教職員合わせて150人が対象でした。

 これほどの多くの人前で講演をする経験はなく、大変緊張した事を覚えています。
 プレゼン資料や参加者に配布する小冊子は、統一されたものが用意されているの
で、それを自分なりの言葉になるように、リハーサルを繰り返し、無事終えること
ができました。

 保護者のアンケートからも、「受講して良かった」とコメントが多く寄せられた
ので、内心ホットしました。
 今日までに県内5件、県外3件の「eネット安心講座」を担当し、700人ほどの方に
お話をしてきました。

 昨年12月には、鹿児島県屋久島の中学校を訪問し、全校生109名を対象とした子
ども向けと、保護者・教員34名を対象とした大人向けの講座を行いました。

 感心したのは、講座中に私語をする生徒が一人もいなく、熱心に話しを聞いてく
れたことです。

 講座終了後には生徒代表から「今日はインターネットの危険なところを勉強した
ので、これからはインターネットやケータイを使う時に、今日のこの事を思いだし
て使いたい」と、お礼の言葉を頂きました。

 保護者向けのe-ネット安心講座では、次のような3つのポイントを大切に進めて
います。

1.ネット危機の実態を学びましょう
2.子どもを守るのは大人の責任です
3.子どもと一緒に考えてください

 講座では、パワーポイントを使い、子どもに迫るネット危機として「ケータイ依
存」、「ネットいじめ」、「危険な誘い出し」、「ネット詐欺」を取り上げて具体
例とその予防と対策を説明しています。

 補助教材として映像ドラマも使います。映像ドラマは、より現実的な視覚効果が
あり、参加者アンケートからもその効果が伺えます。

 参加者が一方的に話しを聞くだけでなく、双方向の対話のある講座運営を心掛け
ていますが、参加人数の多い時などは難しい場合があります。

 普段はパソコンやケータイの便利で楽しい使い方をシニアの方に教えている私に
とって、子ども達の世界でケータイやパソコンを使ったインターネットでの事件や
犯罪が、こんなに多く起きていることは驚きでした。

 大人になるための「判断力」、「自制力」、「責任力」が成長過程にある子ども
達には、使い方を間違えれば被害者だけでなく、加害者になることもあります。

 これからも微力ですがe-ネット安心講座を通して子どもたちをネット危機から守
る支援をしていきたいと思っています。

 e-ネットキャラバンHPはこちらです。
 https://www.e-netcaravan.jp/

追記

 「e-ネット安心講座」では、インターネットやケイタイの安全・安心利用を促進
するために、講座実施を希望する自治体、教育機関、各種団体(シニアネットも含
む)などに出前講座として、無料で講師を派遣しています。

 是非、ご利用下さい。

 派遣依頼・問い合わせは、NPO法人イー・エルダーまでお願いします。

 office@e-elder.jp

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■お薦めのソフトウェア■
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 ●「メモ帳」を使ってホームページ制作

            シニア情報生活アドバイザーNo.0041   秋山 幸彦

 今回は、皆様もご存知のWindowsプログラムにある「アクセサリ」の中にある「メ
モ帳」を使ってホームページ制作についてお話をします。

 通常、皆様は市販のホームページビルダーソフトなどを購入して、そのアプリケ
ーションのファーマットで定められた形式で制作しているのではないでしょうか?

 私は、最初から市販のアプリケーションを使わずに「メモ帳」によるHTML言
語のタグを使ってホームページを制作しています。

「メモ帳」で、下記のようにHTML形式のホームページ構文を記入し、保存する
ときにファイルの「名前を付けて保存する」を開いて、ファイルの種類を「すべて
のファイル」を選択して、マイドキュメントにHOMEPEGE名のフォルダーを
作り、この中へindex.htmlとファイル名を付けて保存しています。

  <例>
   <HTML>
   <HEAD>
   <TITLE>タイトル名</TITLE>
   </HEAD>
   <BODY>
    ホームページ文や画像を表示する
   </BODY>
   </HTML>

 このように「メモ帳」で作成してホームページを作っています。

 ホームページの体裁を整えるのに<TABLE>と言うタグを組み合わせて制作
することにより自由にホームページを制作することが出来ます。

 また、「メモ帳」で制作したファイルをフリーソフトサイト「窓の杜」や「ベク
ター」から転送ソフト「FFFTP」をダウンロードして、自分のパソコンへイン
ストールして転送します。

 二つのソフトで制作したホームページをご紹介します。

 「ほっかいどうシニアのサロン」 http://park.geocities.jp/hk_advicer/

                                   以上

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■参考情報・資料■
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 ●シニア情報生活アドバイザー向け「Office 2010講座」が紹介

 メールマガジン76号の「参考資料」欄で紹介した Microsoft 社主催の「シニア
情報生活アドバイザー向けOffice 2010 ハンズオンセミナー」のことが、「アスキ
ー.PC」の3月号(1月24日発売)に紹介されています。

 タイトルには、ウェブアップスやスカイドライブで「クラウドの入り口を体験す
る!」となっています。掲載ページは76ページです。

アスキー.PC」の3月号
 http://asciidotpc.jp/backnumber/latest/
(記事の内容まで、サイトからは見れませんので書店でどうぞ)

 ●Microsoftの無料セキュリティソフトがV2にアップデート

 74号で紹介された無料セキュリティソフト「Microsoft Security Essentials
が、昨年の12月16日にV2にアップデートされた。

 アップデート版では、ウイルス検知のエンジンが刷新されたようです。

 その他「パーソナルファイアウォール」機能やパソコンを使っていないときにハ
ードディスクを検査する「アイドリングスキャン」機能なども追加されたようです。

 バージョンアップは、Windows の自動アップデートの対象となっていないので、
下記のサイトからダウンロードしアップデートして下さい。

 http://www.microsoft.com/security_essentials/default.aspx

 注意、このソフトは機能限定ですので、既存の総合セキュリティソフトを使用し
ている方は併合(現在使用しているセキュリティソフトの対応も確認)して使用す
るには問題がありませんが、このソフトをインストールすれば、他のセキュリティ
ソフトは不要ということにはなりません。

            記:臼倉 tokio@usukura.com
                 http://twitter.com/seniorad #seniorad
                 http://usukura.wordpress.com/

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■原稿募集■
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 ★アドバイザーやシニアネットワーカーの皆さんからの投稿をお待ちしています。
  日頃の活動を紹介して下さい。紹介文は1,000字以内でお願いします。

 ★シニアネットやアドバイザー養成団体の活動を紹介いたします。
  日頃取り組んでいる活動についてお知らせ下さい。シニアネット/養成講座実
  施団体訪問コーナーで紹介したいと思います。

 ★スキルアップについて掲載して欲しい内容などがありましたら遠慮なくご連絡
  下さい。またスキルアップについての投稿もお待ちしています。

                            (制作担当:臼倉)

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 ■□■ 関連のサイト ■□■

 ●シニア情報生活アドバイザー制度の紹介
  http://www.nmda.or.jp/mellow/adviser/

 ●メロウ(円熟)世代のためのお役だち情報コーナー
  http://homepage2.nifty.com/senior-net/link/index.html

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 ■□■ シニア情報生活アドバイザーマガジンのバックナンバー ■□■

   http://homepage2.nifty.com/senior-net/mlma/

   ミラーサイト(フリーのサーバー利用です)
   http://seniornet.web.fc2.com/mlma/

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  〒112-0014 東京都文京区関口一丁目43番5号 新目白ビル6階
        財団法人ニューメディア開発協会内
  TEL:03−5287−5034 FAX:03−5287−5029
  E-mail:sa@nmda.or.jp
 ■制作担当:臼倉登貴雄(メロウ・マイスター)
       tokio@usukura.com
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